【経営哲学】成長できるたのしい現場から、革新は生まれる。

組織運営の原則
コミュニケーションと教育に資源を惜しまない
事業選択の原則
おもしろくて役立つことを賢くやる
コアコンピタンスの原則
ロジカルでクリエイティブなマーケティング力

当社には、「この事業で社会に貢献する!」という明確な事業テーマが存在しません。
もちろん、その時々でやってる事業は明確ですし、事業それぞれの志も明確です。
でも、この先ずっと同じ事業をやってるかどうかはわかりませんし、
未来の事業の方向性も理念では定義していないのです。

事業についての定義を説明するのであれば、

  • (自分たちが)やってて面白いと思う事業をやるということ。
  • 誰かの役に立つということ。
  • 賢くやること(マーケティング力というコアコンピタンスを武器とすること。)

という、この三点のみです。

事業の方向性について定義が存在しないのは、
リンクフォースというチームが“何をやるか”ではなく、“どうやるのか”を重視して集まっているチームだからです。

普通であれば、会社は事業ありきで人が集まります。
会社にとってミッションとは事業であり、それをどんな組織で実現するのかという観点で組織側面を定義します。
これが普通の会社の理念の作り方でしょう。
しかし当社は違います。
どういう組織にしたいのかということそのものがテーマであり、
事業とはその結果としてうまれるものというか、
あるべき組織運営の姿を実現するための手段にすぎないと考えているのです。
だから事業選択の原則も、“(自分たちが)おもしろくて”ということを最初に定義しているのです。

リンクフォースのミッションはいたって単純です。
“たのしく成長できる現場(≒組織)”を徹底して追及すること、この一点のみです。
その結果として多くの価値ある事業が生まれるはずだと考えているのであり、
こうした考え方が会社運営方法のひとつの解であることを証明するために、リンクフォースは存在しているのです。

この考え方が正しいかどうかはわかりません。
当社は過剰なほど、どうしたらたのしく成長できる現場をつくれるのかということにこだわっています。
このこだわりが足かせになるようなことがあるのかもしれません。
事業の方向性が存在しないなんてうまくいくはずないだろ!
といわれてしまったら、それはそうなのかもしれないです。

・・・でも、ないものはないのです。

2012年12月、今の自分たちを見つめ直す意味もあって、理念の大幅な改訂がおこなわれました。
何年たっても色褪せない、シンプルでみんなが愛せる理念をつくろうと、
当時の従業員9名全員で理念を考えました。
そうしてうまれたリンクフォースの軸が、“経営哲学”・“経営三原則”からなる“経営理念”です。

これらには、嘘や偽りはひとつもありません。
どれもこれも、リンクフォースの本当の姿であり、
周りの誰に何を言われようと、決して妥協できない私たちのこだわりです。

お客さまのためにがんばる従業員を一番に考える。
お客さまでもなく、株主でもなく、がんばる従業員のことを一番に考える。
そんな従業員が、たのしく成長できる組織をつくる。
これこそが、すべてのステークホルダーにより多くの価値を提供することにつながるのだと、
私たちリンクフォースは信じています。

成長できるたのしい現場から、革新は生まれる。

株式会社リンクフォース 従業員一同

馬淵啓仁 柴田賀通 塚田賢治 新藤友里 高山有理 西島多恵 立川正人 五十嵐健太 古屋里菜

※ 2012年12月当時の従業員