自称“心のイケメンセールスマン”。新規営業を主に担う。 提案前日は資料を一生懸命作るのに、提案の現場では資料を全く使わない。彼にとって提案とは顧客との会話そのものであり、彼にとって商品とは彼そのものであるからだ。
彼はテレアポをしない。節操なく何度も後追い電話をかけるようなこともしない。出会いひとつひとつが彼にとって宝物で、そのひとつでも無駄にしたくないからだ。 渾身のトークで人を惹きつけ、愛を育み、仕事をもらう。そのために彼は今宵も、ネオン街に繰り出していく。